令和7年8月23日(土)・24日(日) |奈良春日野国際フォーラム議場第19回 日本透析クリアランスギャップ研究会 学術集会 参加報告
2025年8月23日(土)・24日(日)に奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~で開催された「第19回日本透析クリアランスギャップ研究会 学術集会」において、星優クリニック透析室の主任看護師が学術発表を行いました。
発表はBPAセッション(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)における演題として行われ、透析治療に関連するクリアランスギャップやバスキュラーアクセス(VA)関連疼痛に対し、多角的なアセスメントを実施し、医師・臨床工学技士・薬剤師など多職種と連携しながらVA看護を実践した取り組みについて報告しました。特に、透析患者さんの疼痛緩和や透析効率の改善に向けて、多職種協働による包括的な介入を行った事例を紹介し、看護師の役割の重要性を共有する機会となりました。
今回の学会は、能楽堂の能舞台という特別な会場で開催され、普段とは異なる厳かな雰囲気の中での発表となり、緊張感のある貴重な経験となりました。
本発表を通じて、バスキュラーアクセス管理における看護師の専門性や多職種連携の重要性を改めて認識し、今後も患者さんに安全かつ質の高い透析医療を提供できるよう、臨床の現場に活かしてまいります。