活動報告 Activity Report活動報告 Activity Report

令和7年6月21日(土)・22日(日) |札幌コンベンションセンター第16回 日本プライマリ・ケア連合学会 学術大会に参加しました

2025年6月21日・22日、札幌コンベンションセンターにて開催された「第16回日本プライマリ・ケア連合学会 学術大会」に、当法人から理事長を含む9名が参加しました。本学会は、地域に根差した医療・介護の現場での実践や課題を共有し、より良い連携のあり方を探る全国規模の学術集会です。

当法人からは2名が登壇し、日頃の取り組みを発表しました。診療部国際課の部長は、International Sessionにて「星晶会が取り組む国際貢献 ~日本のコメディカル技術の輸出~」と題し、ベトナムにおける臨床工学技士や管理栄養士といった専門職の不在という課題に対し、日本の医療法人として技術支援や人材育成に取り組む活動を紹介しました。現地の病院訪問や医療者の受け入れ研修、教育機関との連携などを通じて、現場で役立つ知識と技能を届ける試みは大きな関心を集めました。

また、サービス付き高齢者向け住宅「輪廻館」の介護職員は、ポスターセッションにて「看護師、介護士の緊急時対応力不足の原因分析と改善策」を発表。緊急時におけるAEDや酸素ボンベの扱い、バイタルサイン(体温や血圧など、体の状態を示す基本的な情報)の観察力などに課題があることをアンケート調査から明らかにし、研修や情報共有の工夫によって職員の対応力向上を図る実践例を報告しました。

今後も当法人では、現場の実践を振り返り学び合う姿勢を大切にしながら、地域および国際社会に貢献する活動を継続してまいります。

  

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