令和7年5月22日(木) |神戸ポートピアホテル第9回兵庫県介護老人保健施設大会 発表報告
2025年5月22日(木)に、神戸ポートピアホテルにて「第9回兵庫県介護老人保健施設大会」が開催されました。
今回、星晶会からは、伊丹ゆうあい療養棟の介護士副主任が発表を行いました。
今回の大会では、国の課題である人口減少や人手不足に対応するためのICT活用、特に介護ロボットの導入による業務の効率化に関する発表が多数を占めました。そのような中、当施設で導入している介護見守りシステムについて、その取り組みを報告。夜間の業務負担軽減や、利用者様へ苦痛や身体的拘束のない安全な見守り方法としての有用性を発表しました。
発表では、介護見守りシステムの導入によって明らかになった課題とその改善策、そしてそれらの効果をアンケートで評価した具体的な内容が示されました。参加された方々からは、「実際の取り組みの中で、夜間の不穏時の対応は導入前と比べてどう変化したのか」「動作検知の設定における評価時期について」など、実践的な質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
今回の学会は、ICT活用が単なる業務負担軽減に留まらず、職員の離職防止や少人数での効率的な業務遂行にも繋がることを学ぶ貴重な機会となりました。
星晶会は今後も、理事長の方針にもある「時代先行型施策」をモットーに、積極的にICTを活用してまいります。利用者様とそのご家族に、安心と質の高い看護・介護を提供できるよう、これからも職員一同尽力してまいります。