活動報告 Activity Report活動報告 Activity Report

令和7年2月28日(金) |老健 伊丹ゆうあい「サルコペニア・フレイル」に関する勉強会を開催しました

2025年2月28日(金)、協和キリン株式会社様のご協力により、「サルコペニア・フレイル」についての勉強会を開催いたしました。

サルコペニアとは、加齢などにより「筋肉量が減少し、筋力や身体機能が低下した状態」を指す言葉です。特に高齢者に多くみられ、転倒や寝たきりのリスクを高める要因のひとつとされています。

一方、フレイルとは「加齢に伴い、心身の活力(予備能力)が低下し、介護が必要となる前段階の状態」を示します。サルコペニアが筋肉量や筋力の低下に着目しているのに対し、フレイルは「体重減少」「疲れやすさ」「活動量の低下」といった、より広い範囲を含む概念とされています。

例えば、歩行速度が秒速0.8メートル以下になると、横断歩道を青信号の間に渡り切れなくなる可能性があります。また、「最近ペットボトルのふたが開けづらい」と感じる場合、握力低下のサインかもしれません。「この1年で2~3kg体重が減り、特に理由もなく疲れやすくなった」「買い物や人との集まりが億劫になった」といった変化があれば、フレイルの可能性も考えられます。

サルコペニアやフレイルの背景には、加齢や栄養不足、運動不足、持病の影響などが関係しているといわれています。また、サルコペニアによる筋力低下が、フレイル(虚弱)状態へと進行するリスクも指摘されています。両者は密接に関連しており、いずれも早期発見と早期対策が重要です。

現在、国を挙げた健康寿命の延伸対策においても、サルコペニアやフレイル予防は重要なテーマとなっています。日頃から「バランスの良い食事」「適度な運動」を心がけることが、健康な体づくりに繋がります。加齢に伴う体の変化に早めに気付き、適切な対策をとることで、健康に過ごせる期間=健康寿命を延ばすことが期待できます。

今回の勉強会には、老健伊丹ゆうあい・あおい病院の診療部・看護部・介護部をはじめ、多くの部署からご参加いただき、有意義な学びの機会となりました。
講師を務めてくださいました協和キリン株式会社のご担当者様には、心より感謝申し上げます。

今後も、医療法人として地域の皆様の健康を支えるため、職員の知識向上と質の高い医療・介護の提供に努めてまいります。

PAGE TOP
HOME