6月27日木曜日の午後、国際課が主催する医療現場の外国人対応に役立つ「やさしい日本語の勉強会」～第2回 いっしょにやってみよう～を対面・リモートで実施しました。この勉強会では、順天堂大学が作成したコミュニケーションにおける10個の「やさしい日本語」のコツと注意点を中心に紹介しました。参加者からは、言語の問題で医師と外国人患者がうまくコミュニケーションを取れなかった経験が数回あったとの話もありました。

過去の経験から、健診や外来に来ていただいた外国人患者様は一定の日本語力を持つ方が多いことが分かっています。そのため、法人に適した医療場面の言葉を「やさしい日本語」で工夫する必要があると改めて感じました。次回の勉強会では、事前に収集した事例をもとに、職員と外国人留学生と一緒に10個の「やさしい日本語」のコツを使って言い換えるワークショップを行う予定です。

法人への「やさしい日本語」の浸透はまだ始まったばかりですが、今後もその可能性を広げ、創造的にこのプロジェクトに取り組んでまいります。