令和7年7月18日(金)・19日(土) |仙台国際センター第27回 日本医療マネジメント学会学術総会にて4演題を発表
2025年7月18日・19日の2日間、仙台国際センターで開催された「第27回日本医療マネジメント学会学術総会」に参加し、当法人からは4つの演題を発表しました。
今回の発表では、私たちが日々の業務の中で取り組んできた実践や課題をもとに、現場の工夫や連携の取り組みを共有しました。テーマは多岐にわたり、台湾からの旅行者が安心して臨時透析を受けられるよう多職種で連携した体制づくりや、サービス付き高齢者向け住宅「ここしあ伊丹」での短期入居後の在宅生活に関する調査報告。また、老健施設ではウクライナ出身の医師と栄養課が協力して、本場の料理を提供する国際交流イベントを実施し、利用者・職員ともに異文化にふれる機会となりました。さらに、外国人患者さんとの円滑なやりとりに向けて、「やさしい日本語」の活用に関する意識調査と、今後の取り組みについても紹介しました。それぞれの発表を通して、現場で感じてきたことや、実際に動いてみて得られた気づきを言葉にすることができたと思います。
会場では他施設の方々から多くのご質問やコメントをいただき、私たち自身も多くの学びを得ることができました。異なる立場の方々の視点にふれ、自分たちの取り組みを見直すきっかけにもなり、改めて「発信すること」の大切さを感じました。
これからも、日々の実践を丁寧に振り返りながら、学びを重ね、より良い医療・介護の提供につなげていけるよう取り組んでまいります。