令和6年10月23日(水)~11月9日(土) |星晶会ベトナム・アンクアット総合病院研修実施報告
医療法人社団星晶会では、日本の透析医療を学びたいと考える海外の医療従事者を対象に、日本式の透析技術や実践的な知識を提供する研修プログラムを実施しています。このプログラムを通じて、日本での研修で得た経験や技術を自国の医療現場に活かしていただくことを目的としています。
2024年10月23日から11月9日にかけて、ベトナム・ハノイ近郊のバクザン省にあるアンクアット総合病院(Bệnh viện Đa khoa Anh Quất)から医師1名と看護師1名が来日し、第2弾の研修を受けました。今回の研修では、当法人内での施設研修に加え、ニプロ株式会社様のご協力をいただき、滋賀県のニプロ医療研修施設iMEPにて専門的な技術研修も行われ、医療技術の向上と学びの幅を広げる機会となりました。
海外の医療従事者に日本の透析技術や医療保険制度について学んでいただくことで、将来的に各国の医療制度が発展し、慢性疾患を抱える患者の支援や生活の質向上に貢献できると期待しています。
ラン医師とトゥー看護師からは、「日本の透析医療は、患者の安心と快適さに配慮した取り組みが印象的でした。ベトナムにおいても、患者中心の医療サービスの提供が進むことを期待しています」という感想をいただきました。
星晶会理事長・松本の「社会貢献」のもと、45年にわたる私たちの活動は、今後も日本の医療技術を活かし、地域から世界へ広げてまいります。