2024年10月18日、19日の2日間にわたり、第4回ベトナム透析学会（The 4th National Scientific Conference of the Vietnam Dialysis Association, VDA）がホーチミンシティのコンベンションセンターにて開催されました。VDA会長は、ベトナム北部最大の公立病院バックマイ病院の透析科長であるDr. Dungです。今年6月に来日された際、当法人の松本理事長との初顔合わせが実現し、そのご縁から今回の学会に星晶会が招かれました。

星晶会を代表して、ふるさと透析診療所副院長の吉村久医師と学会担当の福西係長が現地ホーチミンシティでのInternational Sessionにて発表を行いました。Dr. Dung会長によれば、世界各国の学会に参加することでVDAの形を構築し、さらに国際的な発表の場としての発展を目指しているとのことです。

近年、ベトナムは人口増加とともに急速な発展を遂げており、学会会場も活気に満ちていました。International Sessionでは、海外からの発表者が登壇する際、会場内のベトナム人参加者が内容を理解できるように同時通訳イヤフォンが提供され、英語からベトナム語へと翻訳が行われました。また、ベトナム人による発表も英語に同時通訳されるなど、参加者全員が発表内容を理解できる工夫がなされていました。

閉会式では、歌手のコンサートやダンス、バンド演奏、さらに優秀演題の表彰も行われ、華やかな幕引きとなりました。星晶会は、今後も日本の透析技術を広めるため、積極的に海外の透析学会への参加を継続してまいります。

学会の様子は、以下のリンクからご覧いただけます。
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